ランドリールームを活用して洗濯をラクに!間取りやポイント4選

急な雨や花粉、PM2.5などの心配などから室内干しをする人が増えています。でも、洗濯物をLDKに干すと、生活感が出て見た目も悪く、食べ物の匂いがついてしまう心配もあります。そんな悩みを解決してくれるのが『ランドリールーム』です。ランドリールームは洗濯にまつわる作業がすべて一か所で行え、家事がラクになると注目されています。今回はランドリールームとは何か、また使いやすい間取りや設備、つくる際のポイント4選もご紹介します。

ランドリールームのメリット・デメリット

・ランドリールームとは

ランドリールームとは、洗濯にまつわる作業をするためのスペースです。忙しい毎日の中、少しでも家事をラクにしたい人は多いと思います。ランドリールームでは『洗う』、『干す』、『取り込む』、『アイロンをかける』、『たたむ』などの作業がすべて一か所で行えて効率的です。まずはどんなメリット・デメリットがあるのかご紹介します。

・メリット

●家事動線の時短
●洗濯にまつわる作業が一か所で行えて効率的
●お天気や時間、ひと目も気にせず干せる
●生活感を隠せるのでLDKなどがすっきりする

洗濯と一口に言っても、作業工程はたくさんあります。まず衣類やタオルを洗濯機で洗った後、外干しの場合はバルコニーなどに移動して干します。乾いたらバルコニーに行って取り込み、リビングなどでたたみ、最後は各部屋のタンスにしまいに行き、家中を歩き回ることになります。

ランドリールームでは作業が一か所で完結でき、お天気や時間を気にすることなく、自分の好きな時に洗濯ができます。作業台を設ければ、たたむだけでなくアイロンがけもでき、一気に家事が片付きます。

・デメリット

●通気性が悪いとカビなどの原因になる
●十分なスペースを確保すると他が狭くなる
●物干しスペースと日常の動線がぶつかると不便
●洗面所と併設すると来客時に洗濯物が丸見え

家づくりでは、日当たりの良い場所にはリビングなどを優先的に配置します。ランドリールームは日当たりを確保できない場合が多く、その分、通気性を重視する必要があります。通気性が確保できないと洗濯物が乾きにくくなり、室内にカビが生えてしまうこともあります。 また、物干しスペースと日常の動線がぶつかるとじゃまになり、プチストレスになってしまいます。洗面所と併設する場合は、来客時に洗濯物が丸見えにならないための対策も必要になります。

ランドリールームの間取りと設備

次に、使いやすい間取り事例と設備について解説します。

・間取り事例1『洗面脱衣室+ランドリールーム+引き戸』

ランドリールームをつくる際、もっとも多いのがお風呂や洗面脱衣室の近くへの配置です。お風呂に入る際に脱いだ衣類を洗濯して干す、という一連の動線にむだがなく、効率が良いためです。

なかでも、洗面脱衣室を広めにし、ランドリールームと一体にする間取りが人気です。その際、洗面台は来客や家に招いた友人も使うことを考慮してください。おすすめは、洗面台と物干しスペースの間に『引き戸』をつけて間仕切る方法です。

洗面脱衣室とランドリールームが隣接している利便性はそのままに、来客時には引き戸で目隠しできます。来客がない場合は、通気性のために開けておくと良いでしょう。

・間取り事例2『ランドリールーム+ファミリークローゼット』

ランドリールームのとなりに家族で使えるクローゼットを配置する間取りもおすすめです。洗濯の工程の中で、意外と面倒なのが『しまう』ことではないでしょうか。各部屋のタンスに戻す作業は手間がかかり、ついリビングに置いてしまいがちです。

ファミリークローゼットがランドリールームの近くにあれば、『洗う』から『しまう』と『着る』までの一連の作業が全て集約でき、家族全員の時短になります。衣類が全て一か所にあることで探す手間もいりません。脱いだ服がそのまま部屋に放置されてしまうことや、お風呂あがりに慌てて部屋まで服を取りに行くこともなくなります。

・ランドリールームの設備

ランドリールームに必要な設備は下記が挙げられます。

●洗濯機
●窓
●換気システム
●除湿乾燥機
●物干しユニット
●作業台
●収納

上記のほか、衣類の下洗いやうわばきなどを洗うためのスロップシンクや、家事を快適に行うためにエアコンを設置する場合もあります。衣類の乾燥には、生乾きやカビの発生を防ぐため、換気システムと除湿乾燥機を併用するケースが多くあります。

物干しユニットには種類があります。天井に固定で取付けるものや、取り外し可能なポールに物干し竿を通すタイプ、また昇降式もあります。昇降式は物干し竿ごと天井に埋め込んでおくことができ、使用時に昇降させるため空間を有効利用できます。また、物干し竿を並べて設置する場合は、間隔を50㎝は開けるようにしてください。

ランドリールームには収納も欠かせません。洗濯時に使う洗剤やハンガー、洗濯ネット、洗剤類のストックだけでなく、お風呂や脱衣所が近い場合はタオルや下着、パジャマ類も置けると便利です。

ランドリールームをつくるポイント4選

①空気の通り道を確保

ランドリールームでもっとも心配なのは、洗濯物の乾きにくさや、生乾きの匂いがついてしまうことだと思います。換気ファンや24時間換気などの換気システムに加え、除湿乾燥機やサーキュレーターの設置をおすすめします。

また、できる限り窓は2か所以上設置し、空気の通り道を確保してください。お風呂や洗面脱衣室と隣接する場合は、隣室の窓を利用して空気の流れをつくっても良いでしょう。

②作業しやすい位置や高さにする

ランドリールームは作業がしやすくなければ、使いづらさからデッドスペースになってしまうこともあります。たとえば物干し竿ユニットについて。物干し竿の間隔が狭すぎると洗濯物が乾かないことがあります。また設置位置が日常の動線とぶつかって邪魔になってしまうことや、高さが高すぎる、低すぎるという場合も不便でストレスになります。

次に作業台について。作業台では衣類をたたんだり、アイロンをかけたりの作業ができます。作業台は立って使うのか、座って使うかで高さが変わるため、どのように使いたいかイメージしておくことが大切です。

アイロン用のコンセントも近くに配置するようにしてください。またスペースが取れない場合は、折り畳み式の作業台を壁に取り付けることもできます。

③適切な設備や内装材を選ぶ

ランドリールームを充実させれば洗濯の作業がラクになり、家事の効率が上がります。しかし、広い面積をとると他のスペースを削ることになります。家庭によっては、泥汚れ洗いなどでスロップシンクを使うことや、複数本の物干し竿が必要な場合があります。しかし、他のスペースを削ってまで必要かはよく検討することが大切です。

また内装材は、耐水性のあるタイルや調湿効果や消臭効果のあるクロス(壁紙)、漆喰などを選ぶと良いでしょう。家具も錆びに強いステンレスやプラスチックだと長く使うことができます。

④『しまう』場所も併設する

ランドリールームでは『しまう』場所まで併設されていると家事がラクになります。洗濯物を『干す→たたむ→しまう』動線の短さが、便利さを大きく左右するといえます。

ランドリールームが洗面脱衣室と一体の場合、タオルや下着、パジャマなど、湯上りに使うものは洗面脱衣室に収納し、他の衣類は併設したファミリークローゼットに収納できると良いでしょう。

まとめ

最近、家づくりの際に人気のランドリールーム。今回は、メリット・デメリットをご紹介し、間取り事例や設備、つくり方のポイント4選も解説しました。住まいづくりで家事の時短が叶うのは嬉しいですよね。ランドリールームは日常に欠かせない洗濯をラクにしてくれます。

全自動洗濯機を使う家庭でも、洗濯物が多いと2回、3回とまわす必要があり、外干し、室内干し、乾燥機を併用できると利便性が高まります。家を建てる際は、ランドリールームを活用し、洗濯がラクな暮らしを叶えてみませんか。

vacances(バカンス)ではランドリールームを推奨しています。 天気や外部環境に左右されず快適に家事を行えるように、最新の技術を取り入れたライフスタイルを提案します。ぜひvacances(バカンス)の家をご覧ください。