インナーテラスとは?メリット・デメリットと使い方も解説!

インナーテラス、聞いたことはあってもどんな場所でどんな使い方ができるのかよく知らない人も多いと思います。
今回はインナーテラスとは何かを解説し、メリット・デメリットと快適でおしゃれな使い方もご紹介します。
家の中に欲しかった空間はまさにこれ!と思う人もいるかもしれませんね。
まずはインナーテラスとは何かを解説していきましょう。

インナーテラスとは

インナーテラスとは、家の中または半屋外空間にありながら屋根のあるテラスのことです。
屋外の開放感と、天候に左右されない室内の良いとこ取りをした場所です。
スペースは狭くても開口部を大きくとれば幅広く採光ができ、明るく広々とした印象となります。
インナーテラスは一戸建てでもマンションでも採用できます。
マンションでも景観があまりよくない家や、一戸建てで外部に庭やテラスを作ることが出来ない都市型住宅で代わりとするケースもあります。
また間取りは、リビングとつながって一体になるような配置が人気です。
一方で主に洗濯物を干すスペースとして利用したい場合は、リビングからは目につきにくい場所にすることも。
また住宅の中央部分に配置し、吹き抜けから自然光をとり入れる方法などもあります。

インナーテラスのメリットと使い方

次に、インナーテラスの魅力やメリットと使い方をご紹介していきたいと思います。

・家に居ながら「非日常」を楽しむ使い方

インナーテラスではたっぷりと暖かな自然光を感じられ、家の中でもまるでオープンカフェにいるような心地よい時間が過ごせます。
直射日光や天候を気にせずにおうち時間を楽しんだり、本を読んだり、リモートワークにも最適な空間ではないでしょうか。
インナーテラスは1階でも2階でも配置できます。
例えば2階リビングの延長に配置してバルコニーとつなげば、開放的でプライベートな空間になります。
テーブルやチェア、屋外用のソファを並べて食事やお酒や景色を楽しんだり、スクリーンで映画を見たり、家に居ながらも家族や仲間とおしゃれな「非日常」を楽しめます。

・趣味のスペースとしての使い方

インナーテラスは、趣味の空間としての使い方もできます。
寒さに弱い観葉植物を育てるにも安心ですし、ガーデニングでお花やハーブ、野菜を育てることも。
プランターでも、例えばラディッシュやトマト、また深いプランターを使えばニンジンやジャガイモだって育てることができます。
また、室内にいながらも汚れを気にせず使えるため、アウトドア用品やスポーツ用品の手入れ、DIYなどの作業スペースとしても適しています。
玄関の近くにある場合は、趣味の自転車やバイクのメンテナンスをすることも。
トレーニング機材を置いて筋トレスペースにするのも気持ちよいでしょう。
また広さや高さがあればバーベキューもできます。
その場合、インナーテラスでも水道や電気を使えるようにし、ダイニングやキッチンの近くに配置することで使い勝手の良い動線となります。
またバーベキューだけでなく、子供たちのプール遊びやハンモックでお昼寝など、アウトドアリビングとして使うこともできます。

・セカンドリビングとしての使い方

インナーテラスはセカンドリビングとして使うこともできます。
例えばLDKの隣に配置した場合、境目の床をフラットにし、内装の素材や色を合わせれば一体の空間として広がりを演出できます。
インナーテラスを広くとれない場合でも吹き抜けやロフトとの組み合わせで視覚的に広がりのある空間を作れます。
また1階にLDKがある一般的な間取りで、2階の寝室の隣にセカンドリビングとして設けることも。
寝る前のひとときに音楽を聴いたり本を読んだり、家族でまたは1人でゆったり過ごすことができます。
そして二世帯住宅でセカンドリビングとして使うこともあります。
家族が過ごすリビングとは別に、気軽に友達をよんでお茶をするスペースがあることで、気兼ねのない快適な暮らしが叶います。

室内干しスペースとしての使い方

インナーテラスは室内干しにも最適です。
室内なので天候やひと目を気にせず洗濯物を干すことができます。
ベランダ等では洗濯物の窃盗やプライバシーを知られてしまう心配もありますが、室内なら安心です。
また花粉や黄砂、PM2.5などへのアレルギーがある方も、窓を閉めてシーツや布団を干すことができ大変便利です。
これはインナーバルコニーに近い使い方になります。
隣接する部屋との間に仕切り戸やカーテンをつけておくことで、急な来客があっても洗濯物が丸見えになることもありません。
仕切り戸を閉めれば窓が2重構造になり、断熱性や防音性にも長けています。
赤ちゃんや静かな生活が好きな人も快適にお部屋で過ごすことができます。

・ペットのスペースとしての使い方

インナーテラスはペットのスペースにも適しています。
屋外だと暑すぎたり寒すぎたり、またペットの盗難という心配もありますが、家の中なので安心して飼うことができます。
転落や脱走などの危険からも守りながら、思う存分日光浴をさせてあげられます。
また動物が苦手な人が来訪した場合は部屋との仕切り戸を閉めれば、来客もペットも快適に過ごすことができます。

インナーテラスのデメリットと解決策

ここまでインナーテラスの魅力やメリット、使い方をご紹介してきましたが、次はデメリットと解決策も合わせて解説していきます。

・コストが高くなる傾向にある

一般的なテラスは外構工事と呼ばれ、建物の本体工事とは切り離されて行われます。
一方でインナーテラスは家の中や半屋外にあるため本体工事の中で行われ、屋根や壁や窓などの設置が必要な分、一般的なテラスやベランダよりもコストが高くなる傾向にあります。
さらに使い方によっては水道や電気、換気や照明などの設備も必要となりコストがかさみます。
ただ、通常のテラスやベランダよりはコストは高くなりますが、他の室内と比べると坪単価は半分程度です。
部屋をひとつ増やす費用と考えて予算を組んでおけば大きくオーバーすることもありません。

室内が狭く・暗くなることもある

インナーテラスは、プランによっては建築の延床面積に含まれ、その分ほかの部屋が狭くなってしまうデメリットもあります。
固定資産税の計算をする際に対象となる可能性も。
また家の中で陽当たりの良い場所に配置することが多く、屋根があるためにほかの部屋が暗くなってしまう心配もあります。
インナーテラスの間口を大きくとって採光性を良くしたり、隣接する部屋との仕切り戸はガラスや光を通すスクリーンにしたりなど、設計時に家の中に光が行きわたる工夫をしてもらいましょう。

まとめ

今回はインナーテラスとは何かとメリット・デメリット、使い方をご紹介しました。
工夫次第でさまざまな使い方ができるので、使用目的をイメージしてプランすることが大切です。
ゼロから設計するだけではなく、インナーテラスのある間取りを「規格住宅」としてもつ住宅メーカーも。
コストを抑えられるだけでなく、配慮された動線や工夫が詰まったプランなら安心して家づくりがすすめられます。
メリット・デメリットを参考にしていただき、ぜひインナーテラスのある家での暮らしをご検討ください。

vacances(バカンス)の規格住宅シリーズは、インナーテラスが標準仕様になっています。
コストを抑えながら、プライベートな非日常の時間を楽しめるvacances(バカンス)の家をぜひご覧ください。