おうちバーベキューがしたい!どんな家づくりをすればいい?

家でバーベキューが楽しめたら、最高ですよね。家を建てるなら、家族や仲間とおうちバーベキューが楽しめる家にしたい、と思う人も多いでしょう。今回は、おうちバーベキューをするには、どんな家づくりやご近所への配慮をすればいいのか解説し、煙とにおい対策についても詳しくご紹介します。

おうちバーベキュー、どこでやる?

家でバーベキューができる場所はどこでしょうか。やる場所によって、楽しみ方や注意点が異なります。まずは、どんな場所があるのかご紹介します。

・庭や中庭でBBQ

おうちバーベキューといえば、最初に思い浮かべるのが、お庭や中庭ではないでしょうか。バーベキュー場やキャンプ場のイメージにもっとも近い雰囲気で楽しめます。仲間や近所の人を誘う際も、気軽に入って来てもらえます。その反面、丸見えにならないような目隠しが必要です。塀やフェンスで庭を囲ったり、庭木を植えたりして、外からの視線を遮りましょう。常緑樹を選べば、一年を通して目隠しの役割を果たしてくれます。また、バーベキューは土の上でやるのはNGです。土は水分を含むとグチャグチャになり、靴や洋服が汚れるだけでなく、歩いた場所や玄関まで泥だらけになります。床面は、キャンプ場のような天然芝か、手入れや掃除のラクさで選ぶなら、人工芝やコンクリート、レンガ敷きなどがおすすめです。

・バルコニーやテラスでBBQ

バルコニーやテラスなど、お部屋とつながる場所でのバーベキューは、室内との行き来がしやすくて便利です。食材や飲みものを取りに行ったり、トイレに行ったりもスムーズです。暑くなったら室内で休憩することもでき、小さいお子さんが一緒の場合でも安心です。屋外用の椅子やソファを置き、ガーラントなどを飾るとおしゃれな雰囲気になります。リビングやキッチンとつながる間取りなら、キッチンで調理したものを屋外で食べたり、屋外で調理したものをリビングでスポーツ観戦しながら食べたりなど、スペース全体を使って楽しむのもおすすめです。屋根がない場合は、シェードやタープがあると、日差しが強い日でも快適です。

・ガレージでBBQ

車やバイクを移動させることができれば、ガレージでもおうちバーベキューを実現できます。ガレージは屋根があるので、直射日光や急な雨に降られる心配がありません。周りからの視線も気にならず、シャッターを開けておけば換気も可能です。床もコンクリートなので、汚れても掃除がラクに行えます。家のWiFiを利用して音楽を聴いたり、タブレットで動画を見たりもできます。ガレージ内のWiFiがつながりにくい場合は、中継器を準備すると良いでしょう。

・屋上でBBQ

密集した住宅街なら、屋上が適しています。見晴らしのよい屋上からの景色や心地よい風は、最高のスパイスになります。一方で、太陽を遮る屋根などがないので、日焼け対策は忘れずにしましょう。タープやパラソルを準備しておくと安心です。パラソルは、おしゃれでリゾート感が出て、リラックスムードが演出できます。また、夜になったらランタンなどの灯りでライトアップして、ムードを盛り上げましょう。夜空の下でのアウトドアパーティーは、開放感があって、贅沢なひとときになります。しかし、夜の遅い時間までワイワイ騒いでしまうと、静かな住宅街では騒音になってしまいます。基本的には、バーベキューは昼間に楽しむようにし、夜はみんなで映画を見たり、くつろいだり、うるさくならない工夫をしてください。

おうちバーベキューでご近所迷惑にならないために

自宅でバーベキューをすると、ご近所迷惑にならないか、不安もあると思います。違法ではないものの、ご近所さんと良好な関係を築いていくためには、気遣いも大切です。おうちバーベキューでは、どんなことが迷惑になりやすく、注意すべきことは何かご紹介します。

・おうちバーベキューが迷惑になりやすい理由とは

●煙やにおい

晴れた日は、外干しをしている家もたくさんあります。風向きによっては、少し離れた家にも、煙やにおいが流れていってしまうこともあります。きれいに洗った洗濯物や布団に、いぶされたような、バーベキュー独特のにおいがついてしまうのは嫌なものです。実際はにおいがつかなくても、心配でとりこんでしまう人もいるでしょう。

●うるさい(騒音)

たまになら大目に見ても、回数が多い場合や、長時間大声で騒いでいる場合などは、イライラしたり、ストレスに感じたりする人もいるでしょう。なかには、週末でも家で仕事をしている人や、夜勤明けの人、体調が悪い人などもいるかもしれません。『日曜日だからいいでしょ』、『昼間だからいいでしょ』と自分勝手に考えてしまうと、トラブルの原因になります。

●路上駐車

おうちバーベキューに友人や同僚を誘うと、車で来る場合もあります。自宅に駐車スペースが確保できない場合、短時間だからと路上駐車すると、近所迷惑になります。短時間でも、近くのコインパーキングや、駐車場シェアリングサービスなどを利用してもらえるように話しましょう。

・ご近所迷惑にならないための配慮とは

●長時間やらない

ご近所に迷惑をかけずにおうちバーベキューを楽しむには、時間を決めておくことが大切です。日中は出かけていても、夕方以降は自宅でゆっくり過ごしたいという人は多く、遅くまでワイワイ楽しんでしまうと、騒音になりかねません。屋外での飲食は日没までとし、もっと話したい場合は、室内に移動してゆったりと2次会を楽しみましょう。

●声や音、人数を抑える

いくつかの家族が集まったり、友人をたくさん招いたりすると、楽しくて気付くと大きな声になっていることがあります。美味しいお酒や料理に、楽しいメンバーが揃えば、つい盛り上がって音楽だってかけたくなるでしょう。しかし、住宅街や近隣との距離が近い場合は、騒音に感じてしまう人がいるかもしれません。スペースに合わせた人数で行うようにし、音楽も室内でかけるなど、配慮が必要です。人数は、1人1畳程度と考えて誘うようにすると良いでしょう。

●事前にご近所に声がけする

おうちバーベキューでのトラブルの多くは、ご近所への配慮不足が原因です。バーベキューを行う際は、先にご挨拶をしておきましょう。事前に声がけすれば、洗濯物を干すタイミングをずらしたり、声が気になる人は外出したりと、ご近所さん自身も対策ができます。バーベキューの途中でお裾分けしたり、終わった後にお礼を伝えたりすれば、良好な関係が継続できるでしょう。

おうちバーベキューの煙やにおい対策5選

おうちバーベキューの煙やにおいは、もっとも問題になりやすく、対策が必要です。最後は、煙やにおい対策5選を解説します。

・煙が出にくい炭を使う

バーベキューで炭を使って肉や野菜を焼くと、じっくりと遠赤外線で加熱することで、旨味がギュッと閉じ込められます。炭火で焼くと美味しいのは、雰囲気のせいだけではありません。おうちバーベキューでも炭ならではの美味しさを味わいたいという人は、煙が出にくい炭を使うと良いでしょう。炭にも種類があり、黒炭、白炭、オガ炭、備長炭などは、煙やにおいが出にくいと言えます。なかでも黒炭は着火しやすく、初心者でも扱いやすいのでおすすめです。

・脂の多い食材は屋外で焼かない

バーベキューの煙が出るのは、脂が落ちて炭が炭化することが原因です。脂の多い肉やホルモンなどは、煙やにおいを発生させやすい食材です。キッチンで焼いて、外に運んで食べるというのも1つの方法です。屋外では、海鮮系や焼きおにぎり、ウインナーや野菜を焼くなどすれば、バーベキューの雰囲気はちゃんと味わえます。アヒージョやチーズフォンデュ、フランスパンなどを焼いても喜ばれます。

・無煙グリルを使う

無煙グリルは、煙やにおいが発生しにくい炭火のコンロです。焼いているときに出る脂が、炭の上に落ちないような構造をしています。サイズは、テーブル上で使えるコンパクトなものから、脚付きの大きなタイプなど様々です。

・カセットボンベや電気式のバーベキューコンロを使う

カセットボンベや電気式のバーベキューコンロを使う方法もあります。炭を使わないため、煙やにおいが発生しにくく、家の中でも屋外でも使用できます。コンパクトで持ち運びやすいサイズも多く、炭よりも火力の調整が簡単です。バーベキューの雰囲気や外で食べる楽しさを満喫しながらも、気軽に利用でき、後片付けもラクなことが魅力です。

・網で焼かずに鉄板やホットプレートを使う

バーベキューと言えば、網を使って炭で焼くというイメージがあります。しかし、どうしても煙やにおいが発生してしまいます。手軽にアウトドアご飯を楽しむなら、家庭用の鉄板やホットプレートを屋外で使い、バーベキューの雰囲気を味わう方法もあります。ホットプレートだと物足りない場合は、溶岩プレートをカセッットコンロにのせて使うのもおすすめです。遠赤外線で食材をゆっくり加熱し、焦がさずに旨味を閉じ込めてくれます。

まとめ

今回は、おうちバーベキューをするには、どんな家づくりやご近所への配慮をすればいいのか解説し、煙とにおい対策についても詳しくご紹介しました。おうちバーベキューは、庭や中庭だけでなく、バルコニーやテラス、屋上やガレージでも楽しめます。床はコンクリートや人工芝などが、掃除や手入れがしやすいでしょう。また、ご近所への配慮を忘れてはいけません。事前の挨拶や煙とにおいの対策など、できる工夫をしっかりとして、おうちバーベキューを楽しむようにしてください。