アジアリゾートの過ごし方とインテリアに取り入れるコツ

アジアのビーチリゾートには、美しい景色や、おいしい食事を楽しめる場所がたくさんあります。たまには、仕事や日常の疲れを癒す旅に、出かけるのもいいですよね。数あるアジアリゾートのなかでも、比較的近い、おすすめのビーチリゾート5選と、過ごし方についてご紹介します。また、お家で楽しめるリゾート風インテリアのコツも解説します。

おすすめのアジアリゾート5選

アジアリゾートと呼ばれる場所には、どんなところがあるのでしょうか。3~8時間程度で行ける、近場のおすすめビーチリゾート5選をご紹介します。

・セブ島(フィリピン)

日本から約5時間のフライトで行ける、人気のビーチリゾートです。海の透明度が高く、マリンアクティビティが満喫できます。最南端のオスロブは、ジンベイザメに遭遇できる確率が高いと言われています。シュノーケリングで、ジンベイザメと一緒に泳げるなんて、想像しただけでもワクワクしますね。日本のような四季はなく、12~5月の乾季と、6~11月の雨季に分けられます。ベストシーズンは、2~5月頃と言われています。また、雨季と言っても、夕立のようなスコールがあるだけで、1日中雨が降り続くわけではありません。年間を通して、気温は25~30度くらいと、過ごしやすい気候です。半袖・半ズボンで、ずっと過ごせるラクさも魅力です。

・ダナン(ベトナム)

ダナンも、最近人気のビーチリゾートです。ベトナム中部の港街で、ハノイ、ホーチミンに続き、栄えています。日本からの直行便もあり、約5時間で行けます。海水浴が楽しめるのは5~8月頃。ビーチ沿いにはおしゃれなホテルが建ち並び、美しい夕焼けを楽しむことができます。海岸近くには、シーフードをリーズナブルに楽しめる食堂もたくさんあります。また、ビーチでのリラックスタイムの合間に、観光も楽しめるのが、ダナンの魅力です。ダナン大聖堂は、フランス統治時代に建てられた、カトリック教会です。ピンク色の外観がかわいらしく、インスタスポットになっています。世界遺産の街、ホイアンへの所要時間も、1時間程度。ホイアンは、夜の観光がおすすめです。ランタンの灯りが幻想的で、伝統舞踊が見られるシアターなど、ナイトスポットも豊富です。

・バリ島(インドネシア)

約7~8時間のフライトで行けるのが、インドネシアのバリ島です。少し時間はかかりますが、直行便があるので、体力的にはラクだと思います。神々の島と呼ばれ、豊かな自然と、美しいサンゴ礁の海に囲まれています。島全体にエキゾチックな雰囲気が漂い、寺院めぐりや民族舞踊などを楽しむのも良いでしょう。物価が安く、スパにショッピングにと、魅力に溢れた島です。バリ島には、ヨガを楽しむために訪れる人もたくさんいます。ヨガの本場インドと同じ、ヒンドゥ教をベースにした文化が根付き、島全体がスピリチュアルスポットとも言われています。

・プーケット島(タイ)

タイ最大の島で、エメラルドグリーンの海と、白い砂浜が美しいビーチリゾートです。日本からの直行便はなく、バンコクで1回乗り換えるのが一般的です。乗り換えを含めると、最低9時間くらいはかかり、所要時間は長めです。しかし、ビーチだけではなく、シーフードやタイ料理などのグルメや、ナイトライフも充実していて、魅力満載の島です。女子旅ならオールドタウンもおすすめ。カラフルな建物が並び、おもちゃ箱のようなかわいさです。また、離島への日帰り旅行も人気があります。レオナルド・ディカプリオ主演の、映画『ザ・ビーチ』の舞台となったピピ島へも、フェリーで約2時間。神秘的な青い海では、シュノーケリングを楽しめ、カラフルな魚たちと、夢のような時間が過ごせるでしょう。

・チェジュ島(韓国)

韓国のチェジュ島は、日本から一番近いリゾートアイランドです。直行便があり、成田からは約2時間半、関西からは約1時間40分で到着します。美しい海や、おしゃれなカフェが楽しめ、ゴルフやビーチでのアクティビティもおすすめです。泳ぎが得意でない人は、潜水艦に乗って海底探検をすれば、魚やサンゴ礁を見ることができます。透明なカヤックも、人気のアクティビティです。クリアな素材のカヤックに乗れば、まるで海に浮かんでいるよう。インスタ映え間違いなしの写真が撮れます。また、チェジュ島は自然も豊かで、世界遺産に登録された、山や洞窟がたくさんあります。

アジアリゾートでの過ごし方

次に、アジアリゾートに行ったら、どんな過ごし方ができるのかを解説します。

・ビーチやプールでのんびり

リゾートの過ごし方の定番と言えば、ビーチやプールで、1日のんびり過ごすことでしょう。ビーチチェアで横になり、トロピカルドリンクを飲んだり、読書をしたり、時間を気にせず過ごせる贅沢は、リゾートならでは。海の美しさや波音に癒され、身も心もリフレッシュできるでしょう。

・ホテルステイ自体を目的にする

ホテルステイ自体を目的にした旅も贅沢です。働く女性同士の旅にもおすすめ。ホテルでとことんのんびりして、日頃の疲れを癒しましょう。ホテルのスパやプールでリラックスした後は、レストランでアジアンフードを満喫。夕暮れ時には、ホテルの庭や、近くのビーチにお散歩に行くのもいいですね。ラグジュアリーなホテルでのステイは、非日常を感じることができ、リフレッシュさせてくれます。

・スパやマッサージで癒される

アジアリゾートでは、スパやエステ、マッサージも大きな楽しみですよね。比較的リーズナブルに楽しめます。海が見える絶景スパでの施術は、心のコリまで取り除いてくれそうです。砂浜に寝そべって、マッサージを受けられるビーチもあります。波の音を聞きながらのマッサージは、極上のリラックス体験になります。

・ショッピングで可愛い雑貨を見つける

アジアリゾートのショッピングでは、安価で可愛い雑貨に巡り合えます。コスメや食器、インテリア雑貨など、自分へのご褒美を、たくさん買ってしまうことでしょう。また、アオザイやシルクの小物を、オーダーメードで作るのもおすすめです。

・おいしい食事とスイーツも満喫

アジアリゾートのグルメは、パクチーやスパイスの効いた料理ばかりではありません。日本人でも食べやすい、醤油ベースの味付けや、ヌードルなども種類豊富です。シーフードなど、少し贅沢な料理も、比較的安価に楽しめます。また、揚げバナナやココナッツジュースなど、リゾート感たっぷりのスイーツも楽しんでください。女子旅では、ホテルやカフェのアフタヌーンティーもおすすめ。見た目のかわいさと、美味しさで、何時間でもおしゃべりできます。

アジアリゾート風インテリアにするコ

最後に、おうちで楽しめる、リゾート風インテリアのつくり方をご紹介します。リゾートホテルのような、リラックスできる雰囲気をつくるコツを5つ解説します。

・アースカラーをアクセントにする

アジアンテイストのインテリアでは、ブラウンやオフホワイトなど、落ち着いた色を基調に、上品な雰囲気づくりをしてください。グリーンやオレンジ、赤など、自然界に存在する色はアースカラーと呼ばれます。アクセントにはアースカラーを使い、エキゾチックな雰囲気にまとめましょう。

・自然素材を取り入れる

アジアリゾート風インテリアでは、自然素材のアイテムを取り入れましょう。木だけでなく、ラタン(籐)やバンブー、ウォーターヒヤシンスなどを使った家具がおすすめです。家具は、背の高さが低めを選ぶのがおすすめ。リゾートらしい開放感を演出できます。ブラインドやパーテーションにも、木などの自然素材を取り入れると、リゾート感がアップします。また、もっと気軽に取り入れるなら、カゴや、ティッシュケース、鉢カバーなどからチャレンジしても良いでしょう。

・観葉植物で癒しをプラス

アジアンテイストには、濃緑で、つややかな葉を持った観葉植物がよく似合います。瑞々しく、生命力のある植物は、お部屋を癒しの空間へとランクアップしてくれます。例えば、アレカヤシは、細長い葉が、繊細で美しく、手入れもしやすい植物です。また、モンステラも、トロピカルな雰囲気があっておすすめです。切り込みが入ったような、個性的な葉の形で、リゾート感いっぱいです。

・レリーフでオリエンタルな雰囲気に

レリーフや彫刻は、アジアリゾートのホテルで、必ずと言って良いほど、インテリアに取り入れているアイテムです。レリーフとは、植物や花のデザインを、木や石に彫った、パネルやフレームのことです。玄関やリビング、寝室など、どこに飾っても、オリエンタルな雰囲気を醸し出してくれます。

・プルメリアで出迎える

玄関や洗面所など、来客が使う場所は、プルメリアで出迎えるのがおすすめです。プルメリアは、白やピンクのかわいらしいお花です。バリ島を代表する花で、現地ではフランジパニと呼ばれています。ホテルやエステ、レストランなど、様々な場所で、飾られています。プルメリアのレリーフをディスプレイしたり、造花をお皿にのせて飾ったりすれば、お客様にもリゾート気分を味わってもらえます。

まとめ

今回は、おすすめのアジアリゾート5選と、過ごし方についてご紹介しました。アジアリゾートへの旅は、5時間前後のフライトで、非日常へといざなってくれます。雰囲気も利便性も大事、という人にぴったりです。美しい海と豊かな自然に包まれて、心も体も癒されてはいかがでしょうか。また、リゾート風インテリアを楽しむのもおすすめです。おしゃれなリラックス空間にして、極上のおうち時間を過ごしてください。