平屋に住むという選択

平屋ブーム

3年ほど前から平屋がブームになっているそうですね。
今回のコラムは「平屋」についてです。
私自身は、平屋がブームだということを知らなかったのですが、
別の方向から平屋を望む人が多いのでは?と感じていました。
というのは、「2階リビングはどうか」というのが家を建てる皆さまの口コミや、
掲示板でよくテーマになっているのですが、
その内容を見ると「じゃあ平屋がいいのではないのかなあ」といつも感じていたんです。
2階リビングが好ましくない理由の多くが「老後がたいへん」というものなので、
それが理由であれば、2階が寝室でもたいへんさは同じだなあ、
それなら、平屋にすればいいんじゃないのかなあ、と。

先日、久しぶりに地方へ行くことがありました。
その場所は、かなり山間で、畑や田んぼが広がっていて
おそらく土地も安いだろうと思われる場所です。
移動の時に平屋がどれくらいあるか見ていたのですが、少ない印象でした。
ここ2、30年は、平屋という選択はなかったのかな、と思うくらいです。
昔の農家の家と思われる住宅は平屋もありましたが、
近代のものと思われる住宅はほとんどが2階建てでした。
調べてみると、平屋住宅は全国でわずか13%だそうです。
(2018年住宅・土地統計調査より)
私が行った地方でもたった12,7%しかありませんでした。
やはり、広い土地が必要な平屋は都心だけでなく、地方でもなかなか建てられなかったようです。

ですが、人口が減りテレワークなど家で働く選択がある今、
都心のお高いマンションを選択するより、
郊外の土地にコンパクトでおしゃれな平屋住宅というのは、
「あり」なんではないでしょうか?
昔のように家族の形も様々です。平面で暮らしたいマンション好きな人が、
郊外に平屋を立てるのはよい選択のように思えます。

階段への憧れと現実の平面

私は、実は一軒家に住んだことがありません。
一軒家・・・憧れます。いつか住んでみたいです。
今は、週に何度も vacances(バカンス) の研究開発基地にいるので一軒家を体験していますが、
(宿泊することも多々あります!)
その昔、子供の頃は階段のある家がうらやましくて仕方がありませんでした。
「ひとり暮らしをしたらロフトのある部屋に住みたい!」と空想していたくらいです。
その空想の家には、階段があるということが当たり前で、
平屋という言葉自体、思いつきもしませんでした。
ですが、大人になって思うのです。

「平面で暮らすほうがラクなんじゃないの」

マンションは大概平面です。マンション暮らししかしたことがない私は、
だんだん家を買うことや、自分で部屋を借りることが現実となってきました。
となると、大人になった今の私は「一軒屋なら平屋が欲しい」という気持ちが
むくむくと湧いてきています。
慣れた平面の生活。階段がある家に憧れはあったのですが、
実際に、もし一軒家で生活する選択ができるのであれば、
平屋がいいなあと思っているところです。

平屋のデメリット

平屋住まいにも、もちろんデメリットはあります。
よく言われるのが、下記の4つくらいでしょうか。

  1. 広い土地が必要
  2. 二階建てに比べてコストは割高
  3. 水害時に心配
  4. 防犯面での心配

この中でいちばん気になるのは、個人的に私は水害です。
これについては、建てる場所をちゃんと選べば大丈夫なんでしょうけれども、
賃貸マンションの部屋を探すときに、必ず2階以上を選択している私としては、
ここが一番の課題です!マンションは、高さがあるのが当たり前なので、
精神的なハードルがあるかもしれません(笑)
コスト面などクリアできれば、長く老後まで住むことを考えたときに、
メリットのほうが大きそうですね。

vacances(バカンス) の平屋「vacances flat」

では、vacances flatのご紹介です!
先日、実際に「vacances flat」を体験してきたので、私の個人的感想を含めてお伝えしていきます。
「vacances flat」の商品紹介のコピーは「ヴィラに住むという発想」といいます。
デザインのイメージは海外のリゾートホテルにある、コテージ風ヴィラ棟です。
そのイメージ通り、外観は中がどんな様子なのかわからないようになっています。
私が家の前に立って感じたのは、とても住宅には思えない、少し和のイメージもあって、
高級料亭の前に立っているような感覚でした。
中がどんな風になっているんだろう、というわくわく感。
そして、玄関ドアの手前には、格子の引き戸のような門があって、
それもまた独特の高揚感を抱きました。
とにかく、外観が素敵で「こんな家に住みたい!!」と一瞬でココロをつかまれました。
その引き戸を引いて中に入ると、左手にはテラスが格子越しに見えます。
そして、エントランスを歩き家の扉の前にたどり着きます。

部屋の中も少し変わっていて、マンションの規格の平面部屋に住んだことしかない私は、
こんな間取り見たことない!と驚きばかりでした。
真ん中に収納や水回りがまとまっていて、リビングや個室に行くまでのいわゆる廊下は、
多機能で無駄がなく、整理整頓好きの私はこのオープン収納をどうやっておしゃれに
使うか、勝手に妄想してしまいました。

リビング、ダイニングからは vacances(バカンス) の遊び場「スカイテラス」がつながっていて、
とても使い勝手がよさそうです。
わざわざ外に出る、という感覚は一切ありません。
自然と外のテラスにあるソファーに腰かけているイメージで、
そこが使わない空間になどなるはずがないと感じました。
土地さえあえば、この vacances(バカンス) の平屋「vacances flat」を選択しない理由はないと
惚れ込んでしまいました。
今まで、マンションに暮らしていたひとほど見ていただきたいです。

vacances(バカンス) の平屋も規格住宅です

平屋を建てたい方のひとつの課題であるコスト面ですが、
vacances(バカンス) では規格住宅を採用しているので、住宅自体のコストを抑えることができています。
そして、平屋のデメリットとしてある、防犯面や採光などもしっかりクリアされています。
規格住宅というと何の選択肢もなく、ありきたりな住宅をイメージでされるかもしれませんが、
それは前段で書いた通りのデザイン性と機能性が十分にある規格、
そしてご家族単位でのご要望をかなえるフィッティングプランというのもあります。

平屋を検討されているかた、また住宅購入を検討されているかた、
ぜひ、「vacances flat」を見に来てください。
新しい暮らし方、平屋に住むという選択が現実となるかもしれません。
そして、私と同じように見た瞬間に驚きとわくわくを感じていただけると思います!