まるでリゾートホテルのようなおしゃれな家にするポイント6つ

リゾートホテルのようなおしゃれな家で暮らせたら素敵ですよね。マイホームを建てる際、リゾート風のリラックス空間を作るには、どうすれば良いのでしょうか。今回は、リゾートホテルのようなおしゃれな家にするポイント6つと、作る際の注意点を解説します。

リゾートホテルにはどんな特徴がある?

まず、リゾートのお部屋や過ごし方には、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

・美しい景観

リゾートホテルの多くは、美しい景観を楽しめます。海を一望できるオーシャンビューや、雄大な山などの自然に囲まれた立地に建てられ、自然とのつながりを感じられます。日常や仕事などで疲れた心身のリフレッシュを求めて訪れる人が多いでしょう。

・広々として開放的

リゾートホテルは、広々として開放的です。自然光が差し込み、心地よい風が吹き抜ける空間では、思わず深呼吸をしたくなるでしょう。ホテルの目の前にビーチがあったり、お部屋からバルコニーやテラスに出られたり、外と内がゆるやかにつながっています。

・生活感がなく、非日常を楽しめる

リゾートは生活感がなく、非日常を楽しめる場所です。すっきりとしたお部屋では、ポットや冷蔵庫など、生活感のある物は全て収納されています。おしゃれでセンスの良い家具がゆったりと配置され、日常を忘れてくつろぐことができます。

・屋外空間での食事

リゾートホテルでは、テラスなど屋外空間での食事も楽しみの1つです。美しい景色や星空を見ながら食べる料理は、よりおいしく感じられるでしょう。リゾート気分にひたりながら飲むお酒も格別な味わいです。心地よい風と雰囲気に包まれ、家族や友人との会話も弾みます。

・スパやプールを楽しめる

リゾートでは、スパやプールを楽しめることも多いでしょう。プールで泳いだり、スパでジャグジーバスに浸かったりしていると、心までほぐれていくような感覚を味わえます。リゾートでは心身ともにデトックスをして、のんびり過ごせることが魅力です。

リゾートホテルのようなおしゃれな家にするポイント6つ

次に、家をおしゃれなリゾートの雰囲気に近づけるにはどうすれば良いのか、ポイント6つをご紹介します。

・自然素材を取り入れる

リゾート風のリラックスできる雰囲気づくりには、インテリアや家具に、木や麻などの自然素材を取り入れましょう。アジアンテイストなリゾートに近づけたい場合は、木を多めに使うようにして下さい。木の色を統一し、マホガニーなどダークブラウン系の落ち着いた色味を選ぶのがおすすめです。また、おしゃれなビーチリゾートに近づけたい場合は、木の色は明るくナチュラルなオーク系が良いでしょう。

・吹き抜けを取り入れる

リビングや玄関に吹き抜けを取り入れると、リゾート感がアップします。ホテルのような高い天井は、非日常を演出してくれます。広い面積がとれない場合でも、縦の空間を活用することで、実際より広々と感じられます。また、空間に余白をつくることも大切です。家具は全体的に背の低いものを選び、視線を遮らないように配置しましょう。

・天窓(てんまど)や高窓(たかまど)を設ける

天井を高くしたら、天窓や高窓を設けるのもおすすめです。天窓は、屋根部分に取付ける窓のことです。一方高窓は、壁面の高い位置に取付けます。天窓や高窓からは、明るい日差しや、心地よい風を採り入れることができます。建物に囲まれた都市部の家でも、晴れた日には青空や星空を眺められ、自然とのつながりを感じられます。

・グリーンを取り入れる

グリーンを上手に取り入れるとリゾート感が高まります。リゾートホテルは、窓の外に美しい海や、雄大な自然が広がっています。家では、おしゃれな観葉植物を取り入れて、エネルギーや癒しをもらいましょう。とくに、アレカヤシやオーガスタなど、葉が大きな植物を置くとリゾートらしさが演出できます。

・テラスやウッドデッキを設ける

リゾート風の家には、テラスやウッドデッキを設けて、屋外空間を楽しめるようにしましょう。テーブルやチェアを置いて食事や読書をしたり、ソファを置いてアウトドアリビングとして使ったり、友人を誘ってバーベキューをしたり、非日常的で自由な時間が過ごせます。

・ジャグジーバスを導入

リゾートで楽しむスパのように、自宅に家庭用のジャグジーバスを導入するのもおすすめです。家にいながら、リゾートにいるような極上のくつろぎを堪能できます。屋内用や屋外用の製品があり、家のお風呂と別に、テラスや屋上に露天ジャグジーを設けても良いでしょう。

リゾート風の家を作る際の注意点3つ

最後に、リゾート風のおしゃれな家を作る際に、忘れてはいけない3つの注意点を解説します。

・収納を充実させる

生活感を出さないためには、収納を充実させることが必要です。物で溢れていたり、散らかっていたりすると、リラックスもできません。物の収納場所をしっかり確保し、出しっぱなしにしないことを習慣づけましょう。例えば、玄関付近にシューズクロークを設けて、家の顔である玄関は、常にすっきり保つようにして下さい。また、使う頻度の高いキッチンも生活感が出やすい場所です。キッチン付近にパントリーを設けて、出したりしまったりしやすい環境を作っておくと、きれいな状態を長続きできます。

・冷暖房効率アップの対策をしておく

吹き抜けのある天井が高い部屋は、冷暖房効率が悪くなりやすいため、対策をしておくことが大切です。暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降する性質を持ちます。対策をしておかないと、暖房をしても暖かい空気は天井付近に溜まってしまいます。空気を循環させて室温のムラをなくすには、シーリングファンがおすすめです。シーリングファンは、天井に吊るす扇風機のようなもので、ゆっくりと羽が回転します。リゾートホテルやカフェなどでもよく使われていて、おしゃれな雰囲気が演出できます。また、冬の寒さが厳しい地域では、床暖房を導入しておくと、輻射熱でより効果的に暖められます。

・開口部を多くし過ぎない

開放感を出すために、窓などの開口部を多くし過ぎないように注意してください。開口部を多く設けると、家の断熱性や気密性、耐震性、防犯性を下げる原因になってしまう場合があります。見た目が良くても、快適に過ごせる空間でなければ、リラックスできません。家づくりでは、おしゃれなデザインにするだけでなく、性能にもこだわる必要があります。テラスにつながる窓を大きくしたり、天窓や高窓を取り入れたりなど、効果が高い箇所に絞るようにしましょう。

まとめ

今回は、リゾートホテルのようなおしゃれな家にするポイント6つと、作る際の注意点を解説しました。リゾートでは、美しい景観が楽しめ、広々として開放感があります。おしゃれで生活感のない空間では、リラックスして心身をリフレッシュさせられます。リゾート風の家にするポイントは、自然素材を取り入れたり、天井を高くしたり、テラスやジャグジーバスを導入したりなどがあります。作る際には、収納を充実させることや、冷暖房効率を高める工夫をしておくこと、開口部を多くし過ぎないことなどに注意して下さい。